![]() |
| 飼う時のポイント |
| トップへ戻る |
| 仔犬を選ぶとき |
仔犬が欲しい・・・ フレンチブルやブルドッグ ボストンテリアやパグに魅せられて、仔犬の購入を決意したら、自分が求めるタイプ(ショータイプ・ペットタイプ、顔やボディーの構成、雄・雌、血統などを思い描いてください。一口に短吻犬種といってもいろんなタイプの子がいます。まずはお問い合わせください。 選ぶ基準・・・ では、実際にペットとして仔犬を選ぶときの基準はどうかと言うと、まず大切なのは骨量があり、がっちりした子を選ぶことが大切です。見た目よりも抱いたときに重量がある子が好ましいでしょう。顔の好みはそれぞれのブリーダー、また、親犬によって個性があります。性格は穏やかで、なおかつ臆病で無いものが良いでしょう。(ただし仔犬を迎え入れた当初は急な環境変化で大抵の子はブルーになってしまうかも)でも家族として迎え入れるのですから結局は写真であっても実物であってもはじめて見たときのフィーリングでしょう。 もし、おうちの中でペットとして飼われるのなら、はじめはおとこの子が良いでしょう。おんなの子は発情時の様々なケアーなど結構大変なことも多いのが事実です。よく世間ではおとこの子の方が性格が荒く飼いにくいなどといわれますが、実際はおとこの子の方が大らかで穏やかな子が多いようです。将来子供を生ませる目的で購入するなら迷わずおんなの子になるでしょうが、その場合は自分が作出したいタイプによって、血統と体躯の構成を充分に考慮する必要がありますから親しくなったブリーダーとよく相談しましょう。 |
| 初めて犬を迎えるとき |
欲しい仔犬が決まったら・・・ 新しい家族として仔犬の購入を決めたら、まず、連絡下さい。お好みのタイプの子犬を探します。 迎え入れる準備 日時が決まったら、それまでに準備しなければならないことがあります。まず、仔犬のベッドやサークルなどを用意し、その他食器(食餌用・飲み水用又は給水器)やトイレ、ペットシーツやバスタオルなどを準備しておきます。フードについては事前にブリーダーが使っているものをお知らせいたします。飼育説明書を送りますので参考にしてください。 我が家に新しい家族がやってきた・・・ かわいいんだもの・・・ その通りです。かわいくてしかたがありません。そこで仔犬の新しい環境への順応のバロメーターとして、サークルのフェンス越しにでもやさしく手を差し伸べてみてください。すぐに寄ってきて舐めるようであれば結構慣れているかも。ワンテンポおいて、または寄ってこない時はまだまだ警戒心が強いようです。時々やさしく話し掛けたり、マッサージしたりしてあげましよう。犬には連文は理解できないかもしれませんが、一定の単語や言葉のニュアンスは理解できます。ただし、鳴いて呼んでいる時には構わないで下さい。後の躾の項にもありますが、鳴けば構ってくれると勘違いしてしまいます。それと、眠っている子を起さないで下さい。仔犬は一日のうちのほとんどを眠って過します。もう少し大きくなってからいっぱい遊んであげてください。 赤ちゃん夜鳴きで困ったな・・・ 確かに困ってしまうでしょう。でも鳴いているからといって構ったり、あやしたりすると後でもっと困ってしまいます。鳴いても喚いても、冷たいようですが知らん顔をしておきましょう。対処法として、あらかじめブリーダーから母犬や兄弟の臭いが着いた敷物などを貰っておくのも良い方法でしょう。また、仔犬は何かに体を寄せ付けると安心するので同じぐらいの大きさのぬいぐるみを入れてあげるのも良いでしょう。 |
| 食事について |
初めての晩ご飯 ご家庭に連れ帰ってまず、きれいなお水を用意してあげてください。水はできるだけ新鮮なものをいつでも飲めるようにしてあげてください。フードはフレンチ・ボストンT・パグなら30g〜40g、ブルなら50〜60gを完全に温かいお湯で戻し(熱湯はだめ せっかくの栄養分、特にビタミンを分解してしまいます)つぶしてからあげます。じわっと温かい程度の温度が良いです。ひょっとしたら全く食べないかも知れませんが心配いりません。環境の変化に戸惑っているだけです。 ドッグフードについて フードについては事前にブリーダーから現在使っている銘柄を聞いておき、同じ物を用意してあげてください。よくホームセンターなどで山積みになっている安価なフードはあまりお勧めできません。短吻犬種は特にフードによるアレルギーを起しやすいからです。ブリーダーはみんな、様々な情報を集め、いろんな銘柄のフードを試したうえで、自犬舎の犬たちに最も適したフードを見つけ出しています。親犬の体質は仔犬に受け継がれる事が多く、最もリスクの少ない選択肢だと言えます。 それに牛肉や馬肉の赤身、鳥のささみを湯がいたものや、チーズ等を少量加えたり、粉ミルクを少量振りかけても犬は喜びます。しかし、それらを追加する時は、ごく少量とし、必ず1品づつ、期間をあけて様子を見ながらにしてください。アレルギーが発生した場合、原因物質を特定するのが困難です。毎食全てに追加するのも淡白質や脂肪の過剰摂取となる場合があるのでお勧めしません。それに各種サプリメントも効果がありますが、基本的に良質のドッグフードは栄養価のバランスを非常によく研究して作ってありますので、闇雲にサプリを追加してもせっかくのバランスを崩しかねません。 2〜4ヶ月の食事 1日3〜4回 この時期は良質のパピーフードを完全にお湯で戻します。湯戻しに時間がかかるようなら粒を砕いてください。丈夫な袋にいれてハンマーで叩くと簡単に砕けます。15分位で食べ終わる量を目安としてください。通常15分間、食べるのが遅い子でも20分間経ったら皿を取り上げてください。残ったフードをそのままにしておくと躾の上でも良くありません。食べる時とそうでない時を明確にしてください。与える量について「この時期なら何グラム」というのは全ての子に当てはまるものではありません。 もうひとつの目安として、ウンチの硬さを見てください。緩いようならフードが多すぎます。カチカチに硬いようなら少なすぎます。適当な量に増減してください。しっかりと噛んで食べる子ならその後序々に芯を残すようにしてドライフードに移行していきますが、噛まずに丸呑みする子ならしっかりと戻した方が良いでしょう。ただし、顎の発達を促すために牛のひづめなどを与えてください。私のところでもひづめを与えています。うれしそうに幸せを噛み締めています。 5〜10ヶ月の食事 1日2〜3回 この時期になればほとんどの子がドライフードを食べるようになっていますが、丸呑みする子にはやはり湯戻しして与えた方が良いでしょう。消化も良くなり、誤ってフードの粒を気管に吸い込んでしまうような不慮の事故も避けることができます。それとフレンチやブルは極端に頭が大きいので、お皿を床面に置いた状態ではかわいそうです。自然に下を向けば食べられるような高さとなる台に載せてあげてください。量の目安は上記と同じと考えてください。ただし、この時期になると肥満の傾向が見られる場合があります。肥満はブル系の体躯の構造上、脊髄や下肢に相当な負担を強いることになるので防止しなければなりません。真上から見て胸から腰にかけてのラインが真直ぐでいわゆる「ずん胴」なら肥満の傾向があります。逆に極端にえぐれていれば痩せ過ぎです。緩やかなカーブを描き、あばらを触ってみて骨を確認することができれば標準体重です。 10ヶ月からの食事 1日1〜2回 10ヶ月を過ぎれば成長のための栄養摂取から肉体維持のための栄養摂取へと変わって行きます。それは仔犬から成犬への過渡期とも言えます。量の基準は同じですが食事の内容についてはこの頃から成犬用フードを混ぜていき、次第に切り替えていきます。成長期の仔犬と違い、この時期になると生存と肉体を維持するためのカロリー以外を必要としなくなります。また、ちょうど10ヶ月を過ぎたあたりから急に食欲不振になる子がいますが、ほとんどの子はこの原因によるものです。食べやすい様にとあれこれ添加するのは効果がありません。むしろ余計にその食事のカロリーをUPさせるだけです。食べたくなったら勝手に食べますので放っておきましょう。(1日、2日食べなくても大丈夫ですから心配しないで!) |
| お手入れの方法 |
普段のお手入れ 短毛種なので、長毛種ほどお手入れに時間はかかりません。ただ、顔には深いしわがたくさんあります。清潔を保つために毎日蒸しタオルで隅々まで拭いてあげましょう。特に深い顔のしわの中や指の間、尾の付け根などを念入りに。短吻犬種は他の鼻の長い犬と違って、自分で陰部をきれいにできません。陰部やお尻もまめに拭いてあげましょう。その他、獣毛ブラシやゴムブラシでのブラッシングも地肌の血行促進に効果があり、次第に毛艶が良くなってきます。またこれらのお手入れによって、全身の異常をいち早く発見することができます。ブラッシングの時などは、ゆっくりと、やさしく話し掛けながら、愛犬とのコミュニケーションを大切に行ってください。シャンプーは来たばかりの仔犬には避けましょう。 耳掃除 まず耳掃除ですが、月2〜3回ローションなどを着けた綿棒で耳の中をきれいに掃除します。あまり頻繁に掃除したり、力をいれてしたりすると、耳の中が炎症を起す場合があります。普段は見える範囲を蒸しタオルで軽く拭いてあげると良いでしょう。 爪切り 次に爪切りですが、室内で飼う犬、ましてや仔犬は爪の伸びが早く、頻繁にヤスリで磨いてあげれたらベストです。できない場合は週に一回ぐらいは切ってあげましょう。その際、犬の爪は人間の爪とは構造が違うので注意が必要です。爪の中に神経と毛細血管が伸びていますので深爪すると血が出て痛がります。一度痛い思いをすると今度はなかなか切らしてくれません。犬専用の爪切りを使って、慎重に切ってあげてください。切り方の目安は、足先を真横から見て、パットが地面についているものとして地面の線から若干上の位置で切ります。同時に足の裏の毛が伸びていたら滑りやすくなりますので鋏でカットしてください。短吻犬種は自分の爪で目を怪我しやすいのでまめにチェックしてください。 歯磨き 乾いたガーゼを指に巻きつけて歯を一本ずつ磨いてください。その際市販の犬用歯磨きを使っても良いですが、何も付けなくても効果があります。子供用の先の小さな歯ブラシも結構使えます。犬は人間のように頬が膨らまないので、あまり大きな歯ブラシは入りにくいと思います。歯磨きの際、歯茎も軽くマッサージしてあげると良いでしょう。 その他のお手入れ 短吻犬種は自分の鼻を舐めれない子が多く、次第に鼻先が角質化してひび割れたりします。そのため、ハンドクリームやベビーローションなどを塗ってあげると良いでしょう。ただし、香料のキツイものは避けてください。嗅覚の敏感な犬にとっては拷問です。その他我が家では、スキントラブル防止のため、ムトウハップによる温泉浴を行います |
| しつけについて |
ボスは誰か? 愛犬の躾について、一番大切なことは、その家(群)の中で誰が一番偉いのかを明確にすること、すなわち群の中での順位を決めることです。これは、人間が自分自身の中で勝手に決めていても、犬に伝わらなければ意味がありません。でもこれは、実際にケンカをしたら誰が一番強いかという野生動物のコロニーでのボス決定戦をしろということではありません。誰がその群を守るかということは、言いかえれば誰が一番信頼できるかということになります。要は愛犬から信頼を得ることです。逆に言えば裏切らないことです。 躾のコツは・・・ ドッグトレーナー、もしくは長年にわたって多数の犬と一日中過しているブリーダーやハンドラーでもない限り、躾のコツなんてありません。仮にワンポイントアドバイスを受けても、はじめて犬と接する人が簡単に躾はできません。 何よりも大切なのは「根気」と「忍耐」と「愛情」です。犬には連文を理解する能力は通常ありません。でも、お父さん・お母さんが今喜んでいるのか、怒っているのかは解ります。それで充分です。出来るだけ、誉めて躾をすることをお勧めします。良いことをした時に思い切り誉めます。すると犬は嬉しいのです。嬉しいことはなぜ起こるのかを犬は考えます。だからタイミングも大切です。良いことをしたその時に少しオーバーな位、言葉と体で誉めましょう。反対に悪いことした時は、その場ですぐに注意します。後でガミガミ怒っても犬には何の事やらさっぱりわかりません。色んな言葉を連発しても、ますます混乱するだけです。犬は常に前向きに生きています。過去のことをくよくよと悔やんだりせず、常に喜びを求めています。実にすばらしい生き方です。 どうやって叱ればいいの・・・ 叱り方はいろいろありますが、常に一つに統一すべきです。声附は「No」でも「ダメ」でも何でもいいですが、その中で一つを選びましょう。インパクトがあり、尚且つ短い言葉が向きます。ただ、怒っている顔、怒っている声でタイミング良く明確に伝える必要があります。たとえば外出から帰ってきて悪戯の痕跡を発見したとしても、それから怒っても意味がありません。そんな時はあきらめましょう。しょっちゅう叱りまくるのも良くありません。犬が叱られなれてきます。ココという時に、タイミング良く、明確に、手短に・・・。 叩いてもいいの・・・ やめましょう。普通の人が犬と触れ合うとき、最初に犬に触れるのは手です。その手はやさしく、あったかく心地よい触感です。その手がいきなり凶器のような痛みをもたらすものに変わったら・・・それは大変なショックです。せっかく築きかけたお互いの信頼関係も壊しかねません。叱るときに暴力的になったり、感情的になったりすると、犬は情緒不安定になります。 何を教えれば・・・ それはご自分の必要性に応じて教えてください。おすわりが必要ならおすわりを、伏せが必要なら伏せを・・・上記事項に注意して粘り強く教えれば大抵の子は何でも覚えます。 |
| 予防接種 |
予防接種は必要? 現時点では必要です。でも予防接種は万能ではありません。「接種しておけば、その種の病気にかかる可能性が限りなく下がる」程度に思っておいたほうが良いかも知れません。現在、動物病院で行われる接種の多くは8種か5種ですが、我が家ではいつも5種にしています。外で飼う犬には8種も必要かもしれませんが、室内で飼っているのにリスクの大きい8種を接種する気にはなれません。 仔犬は当初母親の初乳から免疫をもらいます。その免疫力は生後40日位まで持続し、その後、次第に衰えてきます。ちょうどその時期に1回目の予防接種を打つことになります。その後10〜14日位で接種の効果が現れます。ですから注射後10〜14日は安静にし、激しい運動やシャワーなども控えます。 本当に効くの? 仔犬に対して最初の接種はどこまで効いているのか判りません。自身の持つ母乳からの免疫がまだ残っており、接種と相殺される場合もあるそうです。でも犬の一生で一番生命にかかわる病気にかかりやすいのもこの時期です。防げるものは防ぎましょう。 何回打てばいいの・・・ 人間の各種予防接種でも過去に事故の例があります。でもそれはニュースになります。犬の事故はニュースになりません。幸い我が家では今まで悲しい事故はありませんが。それでも現時点では必要だから3回打ちます。生後40〜45日に1回、その後1ヶ月ごとに1回ずつ、計3回打ちます。その後は年1回の追加接種です。 |
| 公園デビュー |
お散歩いきたいな・・・ 新しい家族と早くいっしょにお散歩に行きたい気持ちは分かりますが、ちょっと我慢しましょう。外には他の犬や蚤、ダニなどの害虫、大気中を漂う病原菌がいっぱいいます。抵抗力の弱い仔犬には危険です。せめて2回目の接種、出来れば3回目の接種が終わるまで待ちましょう。でも、その間運動不足になりやすいので、庭か室内で、ボールなどを利用して積極的に運動させましょう。 |
| 病気や怪我 |
お肌のトラブル 短吻犬種はお肌のトラブルが起こる子がいるのは事実です。ダニや細菌によって湿疹やかぶれを起す場合もありますが、アレルギーによって起こる場合もあります。その多くはフードによるもので、フード選びはシビアにならなければいけません。余計な混ぜ物を止め、フードの銘柄を変えてみましょう。ムトウハップによる温泉浴や硫黄サルチル酸を含む薬用シャンプーによる定期的なケアーも効果的です。しかしあくまでも体の外からの作用であって、体質そのものを改善する必要があります。 目のトラブル 短吻犬種全般に目の怪我やトラブルは多いようです。特にブルは結膜炎やチェリーアイなどを起しやすく獣医師による治療が必要です。鼻が短い分、目が顔の最全面に位置し、眼球そのものの損傷をおこしやすいのも事実です。目をしょぼしょぼさせていたり、目ヤニが多く出ているときも注意が必要です。獣医さんで点眼薬や眼軟膏をもらって常備しておきましょう。 呼吸器のトラブル 短吻犬種の頭部は前後に押しつぶされたような形をしているため、本来伸びやかであったはずの鼻腔や咽頭に障害が発生することがしばしばあります。頭部の形状からしていたしかたないように思われますが、外科的処置によって改善するものもありますので、獣医師の診断をお勧めします。 犬の口や舌は自動車でいうラジエターの役割を果たしています。人間や馬のように汗をかかない犬は呼吸と口唇・舌の唾液の蒸発による気化熱によって体温を調節しています。鼻の長い犬種はその役割が非常に有効で上手に体温調節が出来ますが、短吻犬種はそのラジエターが体の割に極端に小さく、上手に体温を下げることが出来ません。言いかえれば、暑い時期の暑い時間帯に運動をさせればすぐに熱中症にかかり、生命の危機に直面するということです。夏場の暑い時間帯の運動は命にかかわりますのでやめましょう。 おなかのトラブル もし、仔犬が下痢をしたら、要注意です。単に食べ過ぎによるものなら1日でなおりますが、小水のような水下痢やケチャップのような血便が出たら即刻獣医さんに診察してもらいましょう。病気や怪我には大袈裟かなと思うくらいがちょうど良いものです。 まずフレンチにしてもブルにしても、街でそうそうたくさん見かける犬種ではないので掛かり付けの獣医さんがこの犬種の診察・治療経験がある方が安心です。 |